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2014/11/30

佐渡島内各地ガイドさん研修会(ジオパーク編)

今日は佐渡で活躍するボランティアガイド&バスガイドさん達の研修&交流会を開催しました。
この講習会は昨年開催した、3資産(ジオ・農業遺産・世界遺産)を知る座学講習会の延長でもあります。
(潮津の里で80人も集まった大研修会でしたねぇ。)

昨年のアンケートより、「やっぱり現地を見なきゃ!」「現地で話をきいてみたい」という声が多くありました。(事務局もそう思いました。)

参加者は、ジオパークガイドの他、トキガイド、さどんぽガイド(関・岩谷口)、相川ふれあいガイド、そして佐渡汽船観光ガイド課(バスガイドさん)・・・など。みなさん普段観光ガイドとして活躍されている方々です。

今回は、新しくジオスポットとしてご案内を整備している、佐渡金銀山〜七浦海岸・二見半島というコースです。

本日のガイドさんは、ジオパークガイドの石川喜美子さん。
普段は佐渡金山(株式会社ゴールデン佐渡)にお勤めです。

このブログの以前の記事でも紹介していますが、まずは佐渡金山・道遊の割戸です。
しかも有名なほうではなく、裏側から。
 
 こちら側からみると、ほんとに人間の手で掘っていた採掘現場がよくわかる〜!
※ちなみに、これは特別な場所ではなく、誰でも気軽に行ける所ですよ。
佐渡金山の受付のある駐車場を過ぎて数百メートル上がったところです。

そして、金鉱石の話が、参加者のテンションが一番上がったところでした。
やはりみんな金の話になると目の色が変わるΣ(・口・)
 


 
 江戸時代の初めに相川の金銀山が発見された後、急激な人口増加でお米が必要となってきます。しかし、二見半島は雨が降っても水はすぐ海へ流れるか、沢根側の川に流れてしまう。稲作に必要な水の確保に苦労した土地だったということ。(小木半島にも同じことが言えます)
しかし、相川は5万人もの人にあふれている。そうした中で開発されたのがこの辺りのたんぼであり、ため池を約350ヶ所つくることで、水不足を補ったのだそうです。
今でもこのため池は現役です。
 

午前中の研修が終わり、午後は交流会。
とにかくガイドさん達はおしゃべりが大好き♥
おしゃべりが止まりません〜〜〜!

てことで、交流会ではありますが、「相川〜二見半島のいいとこマップを作ろう」というワークショップ形式で今日の振り返りをしました。

今日、お話を聞いたところで印象に残ったことや疑問点+私が知っているこの地域の小ネタをどんどん出してもらい、白地図に落とし込んでいく作業です。



2グループとも、30分という時間を与えたのですが、おしゃべりは止まらず(笑)
結局45分しゃべって、30分発表の時間。

さすがガイドさん達だけあって、“超”がつくほどマニアックなこと知ってる〜!


この内容は12月5日の第2回の研修会と合わせてまとめられたらと思います。

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