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2015/02/23

さどんぽ体験会 松ケ崎でスタンプラリー!?(その2)


それでは、当日のスタンプラリー体験会の様子をお伝えします(๑˃̵ᴗ˂̵)و ~♪

さどんぽ体験会「午前コース」の日程です!

★ AM 10:00 さどんぽスタンプラリーコース 体験

◎参加人数 13名(うち、周辺にお住まいの方11名)



集合場所は、松ヶ崎ヒストリーパーク

赤泊方面、畑野方面から来られる際には灯台が目印となります。通常のさどんぽですと、ヒストリーパークの漁港の歴史・地形の説明などから始まり、時間かけて全部のコースを歩きます。
 


 まち並みへ入ります。

全部で8か所のスタンプ設置ポイントがあります!
ポイントは、スタンプカードの裏側にマップを掲載したのですが、押す順番が分かりにくかった..とのことで少し書き足してみました。



そもそもの話
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なぜ“家印スタンプ”なのか?

※家印とは(コトバンクより)
家の所有権や占有権を示すために材木や道具などにつける記号。家紋が一族共通であるのに対し,家印は家ごとに異なるが,分家は本家の家印を多少変えて用いることが多い。


スタンプ設置個所の中でも、本家の「ほしやまいち」と分家の「ほしやまに」というお宅があり、家印のマークを見比べるだけでも面白いです!!(・・*)

また、スタンプを作るにあたっていろんな方に相談したのですが「可愛い」「親しみやすい形」などと、グッズ化に賛成していただくようなお声が多かったことも印象的でした。

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午前の案内人は、菊池高根さん。
 
高根さんは、菊池商店を運営、晴ればい処の経営者でもあります。
いつもご相談にのっていただいております。。
※秋頃の写真です(^^;)


天候にも恵まれて、1時間のまち歩き(さどんぽ)体験会でしたが
屋号について、家印について・・不明なところはガイドさんに聞き
ながら歩いていました。

日蓮聖人の島流しの話は、本行寺(ほんぎょうじ)の前で。
また、この地には世阿弥も流されており、本州と一番近い距離(最短で31.5km)に
あるのが松ヶ崎地区なので歴史上の多くの人物の話が残っています。 

 
ワンちゃんを連れた地元のご夫婦も参加してくださりました。
写真の子は、村上チャップちゃん。
 

★  11:30~12:00 さどんぽ座談会 / 場所:晴ればい処   

※ 座談会の記事は改めて次の記事にて更新


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さどんぽ体験会「午後コース」の日程です!

★ PM 1:30 さどんぽスタンプラリーコース 体験

◎参加人数 9名
(周辺にお住まいの方0名、皆様、遠方からのご参加となりました)

合場所は、松ヶ崎ヒストリーパーク・・・ではなく、午後から風が強くなってきましたので
晴ればい処にて受付を行いました。


午後の案内人は、坂野傳二さん。
 
坂野さんは学校の先生をされていた方なので
丁寧に案内をしてくださるのが特徴です。
 しかもやさしい・・・。
 
 
 
 
 
 
※コースは、スタンプ設置個所は午前と一緒
 
 
 
かつて、地理学者、伊能忠敬がこのあたりで1泊していきました。と、
伊能忠敬の地図を片手に説明。
 
スタンプ設置個所でなくても、新しい発見がありました!(スタッフも感動!?)
 
なんと、昔の古民具を新しく作り直し
キレイな状態で展示しなおしているお宅があったんです。
 
これは、ここに作れる方がいらっしゃるというのも分かりますし
新しい状態だとこういう風なんだなー・・・
ほかの古民具と比べることができて面白い!と、
坂野さんも感心していました。
 
 
おけやき にて。
 
ここで日蓮聖人がこの木の下で、佐渡の第一夜を過ごされた
伝説の場所として語り継がれています。
 
また、この場所で法華経を唱えていると、この木の所有者であるおばあさんから
1杯の粥を恵まれたそうです。
「その様なストーリーをなぞって、この場所でお粥が出り、
温かいお茶が飲めて休憩できる場所があるといいね。」
など、ご意見も頂きました。 

 

★ PM 2:30 「トラ石をさがせ!」

                  

30分間で、ヒストリーパークの海岸に向かい
「トラ石」とはなんだろう?という説明を受けながらの
石探しを行いました。

そもそも“虎石”とは?

地元の人々は「虎石」と呼んでいますが、物学的には「層状チャート(混在岩)」と言います。プランクトンの遺骸が重なったものです。
古いものだと2~3億年前の地層のものがあります。

※写真の中央部分に7~8個ほどあるシマシマの石です。


※「トラ石をさがせ!」については、コースの中に入れること、また、お持ち帰りいただく事を今後検討し、中止する場合がございます。
今回は、企画としてお持ち帰りいただき、家で松ヶ崎を歩いたことを思い返していただければ・・・と思いました。
近年、数が減少してきていること、や、資源は有限ではない、とのことで、そこにあるものは、その場所に残しておくといった考えも必要ではないか。・・・という意見も、後日お話を頂きました。


改善点については、地域の方々と振り返りを行います。

改めて、座談会で話した内容についてもまとめていきたいと思います。

ご協力いただいた地域の方、さどんぽガイドさま
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!!


(@ふーじぃ)

 

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